「どこまでやるか」は、自分で決められる

(2016年5月25日付 Facebook投稿よりアーカイブ)

 

こんな記事がありました。

【帝国ホテルのバカッター騒動で考えるサービス業のあり方 時給1000円のバイトが働く現場で「最高のおもてなし」は実現できるのか】

 

「バカッター」とはちょっと離れちゃうけど、最近よく話題になる、「低いお給料で働く人にどこまで期待できるか問題」について考えること。

 

お金を払う側(お客さんと、雇い主)にとっては、「お給料以上の仕事」を「当たり前のこと」としては期待できない。
自分がそれだけしか払ってないんだから。

でも、働く側には、お給料以上の仕事をする自由がある(長時間労働、という話ではなく、質、価値において)。

義務では無く、権利。

 

時給千円なのに、それ以上の働きをしていたら、それに見合った立場と報酬に抜擢されるかもしれない。

その組織の中では報われなくても、お客さんや取引先から引き抜かれるかもしれない。

 

もちろん、「かもしれない」にそこまで投資するかどうかは、本人の自由。
「お給料以上の仕事をしていたら、必ず報われる」ということを統計的に証明するのは難しい。

でも、原理的に考えたら、充分あり得ると、私は思う。

 

「お金を払う人が、お金を払いたいと思うくらい、喜ぶこと」を、もらっている報酬を超える圧倒的なレベルでやっていると、必ずお金はついてくる。

仕事はひとりでするものではない。
きっと誰かが、どこかで見てるから。

返ってくるかどうかわからない、というリスクを引き受けて報酬以上の価値を先に渡せる人って、なかなかいないから、それだけで目立つ。

そして、実績とスキルと信用は、必ず残る。

何より、報酬のことを別にしても、全力で仕事したほうが、自分も楽しいし、嬉しい。

 

もらっている報酬以上の仕事をしてはいけない、なんて決まりはどこにも無い。
「どこまでやるか」は、自分で決められる。